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「じゃあ~助けてくれたらリスト・カット事件手伝ってくれる?」
笑顔の先輩からキラリと星が見えた。
「初めからそのつもりでしたよ」
「本当かにゃ~ん」
猫のようにずる賢い先輩の頭には今恐らく凡人の僕なんかが「努力」という名の疲労をいくら積み重ねてもたどり着けないような計算が行われているんだろう。
「よしよし!だったらしょうがない!可愛いくもなく!カッコ良くもない!そんな後輩を助けてやろう!!」
はっきり言ってくれやがる……。
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