9月6日

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「うにゃ~ん。気づかれちゃった?」 先輩は改造制服のポケットから小瓶を取り出す。 「さっきこそっと沙柚ちゃんから渡されちゃってさ~」 案の定なことに身体が痺れて動かない。 「ごめんねジュッチー。でもチューしてあげたんだから許してね」 ウインクが大変可愛いらしが、正直いまはそれどころじゃない。 「ら……らり……」 ダメだもう呂律が回ってない。 瞼まで痺れているのか主のいう事を無視し、目をつむろうとする。
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