436人が本棚に入れています
本棚に追加
「校長の命令なら仕方ないですね。いや全く、1ミリとも関わりたくはなかったんですがね…。命令じゃ仕方がない。精一杯がんばりますよ。ハッピーエンドを期待してください」
わかっている。これから言うことも……何をしたいのかも。
「話が早くて助かるな探偵君。使える人材があるなら言ってくれ。好きに使っていい」
そんな感じで簡単に始まってしまった。
迷うなんていうのは僕にはいらない。
そんなのは完結させた後でいい。
精々いまは受験勉強免除のこの自由時間を楽しもう。
「? もういいのか?」
端で大人しく待っていたトオマが降り迎えって帰ろうとする僕にそう聞いた。
僕は黙ってその場を後にした。
最初のコメントを投稿しよう!