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まぁ……。警察も動いてるし今は鳳凰会の連中もここらにはいないだろう……。
というかこいつは居て大丈夫なのか?
海岸さん確かこいつの顔を知ってたんじゃ……。
「なあ、トオ……」
「何やってんだ?」
後ろのトオマに話そうとした時、全く予想していない所から声がした。
それは廃墟の中からである。
相変わらずの渋い声。
二階からそれは聞こえたのだ。
「う、海岸さん……」
居た。見つけるまでもなく。
まずいと思い改めてトオマの方を見たらトオマは消えていた。
「速いな……」
流石はその道のプロだといいたい所だ。
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