迷探偵

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宇宙で戦いを繰り広げている中で ある日、殺人事件が起こる。 それを次期船長である主人公が解決するという話。 「イヤイヤ、ネタだろ」 やはり、ない勇気は振り絞るべきではない。 量より質だ。 うん。納得。 また僕は一つ賢くなったのだ。 そのための布石だ。 ユックリと本を閉じて元の場所へ。 一度両手で支えてから一気にまた持ち上げて肩に乗せて支える。 工事のおじさんが砂袋運ぶ感じ。 なんで宇宙戦艦なんだ……。 関係ないじゃん。 何故にSFと推理小説を足したんだ? 『混ぜるな危険を混ぜてみた』 みたいなノリなのだろうか? 結局、地球にいようが宇宙にいようが 人間は人間ですよってか? もしかして作者はそれが言いたかったのか? だとしたら僕は大したもんだ読んでもない本の隠された真実に気づくとは。 「これが本当の迷推理ってね」 うまくねーよ。 自分自身のしょうもない当て字に落胆しつつ。 また本を探す。
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