蒼界-ソウカイ-

12/12

436人が本棚に入れています
本棚に追加
/171ページ
「じゃあ。しばらく学校お休みしても問題ないよね?」 「へ?」 僕は寝転んだ彼女を見るために後ろに振り返った。 彼女の手には金槌? ガン!っと鈍い音が頭に響いた。 あ……ヤバ……。 「大丈夫……勉強なら私が見てあげるから……」 意識がなくなる感覚を僕はよく知っている。 夢にはいるあの瞬間。 前がかすんで、頭が真っ白になる。 僕はゆっくりと瞼(マブタ)を落とした。image=442516744.jpg
/171ページ

最初のコメントを投稿しよう!

436人が本棚に入れています
本棚に追加