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腕や足を力いっぱい動かしてみるが効果はないようだ。
「ピンチって奴なのかな……」
僕が呟いていると僕から少し離れたところ。
その小さな四角い枠が開いた。
現れたのは僕をこんなにした本人だ。
「あれ?潤君今起きたの?遅かったね」
「君にとってこれは遅いのかい?ってデジャヴだし」
これ以上なく腐った目で沙柚をみる。
自分で言うのもなんだがわりとレアだ。
「で、なんだよこれは?沙柚さんはそういう趣味の方ですか?」
「やだなぁ。潤君と一緒にしないでよ」
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