九月六日

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「うああああああああ!!!!」 男は違う悲鳴。 それは廃墟と化した建物から聴こえた。 その後、複数回の発砲音。 「!?」 男は震える膝を抑えながら廃墟の中へと走っていく。 さっきまで先輩達がいたところへ、 三階建の二階。 窓側の一番奥。 その部屋に男はかける。 「なんだよコレ!!なんだよコレ!!」 階段を上りきった時、左へ曲がろうとした。 その時、小柄な人影が勢いよく前からぶつかったてきた。 思わず後ろへこける。 「なんだよ!チクショウ!!」
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