妹狐さんは兄に嫁入る

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妹は、非常に満ち足りた顔で床に四肢を投げ出したまま動かない。 しばらく眺めてから、僕は妹から引き抜いたモノへと視線を移した。 「それにしても、随分と溜まっていたみたいだね」 そこには、先っちょに、たった今妹の耳から掻き出された結構な量の耳垢を載せた耳かきがあった
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