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「・・・ぁ」
入口の辺り、浅い場所を鎌首の部分でかりかりと引っかいてやると、ほんの少し預けられた体が震える。
この反応だけはいつも変わらない。それも最初だけだけど。
「ぁ、ぃ・・・ふあっ、ぁぁぁ・・・」
挿し込む角度を変えて中の壁を突くうちに緊張は崩され、震えを押さえ込んでいた硬直が弛緩に変化する。
引いては突き入れ、突き入れては引く。
触れ合うたびに柔らかな産毛と擦れ、押し込まれた棒の先端は湿り気を帯びていく。
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