妹狐さんは兄に嫁入る

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「はあああ・・・ん・・・・・・んんっ!」 動きは止めないまま、ふと、お互い慣れたな、と思う。 気遣いは最初から。いつでも思い遣りは忘れない。 それでも、初めの頃は不慣れからくる緊張が多分にあったものだけど。 「ひゃっ!?」 今では、こんな思考をしながらでも相手を喜ばせることが出来る。 先人に曰く、慣れとは恐ろしいものだ。 そう思いつつ奥まで進めると、こり、と固い感触に当たった。
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