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神はいつも気まぐれで絶対的存在。
神は言った…。
『私が眠ってから、一体どれくらいの時が流れたんだ?』
神の側近が答えた。
『ちょうど10秒です』
神はあごの髭を触りながら
『では、人を作りもう10秒も経つのか…』
『はい。しかし、あの人形からすればかなりの時が経過したかと』
神は眠気眼で
『人形?…人形か…。そうだな、あれは人形にすぎないな。人というモノを作ってみたが……。流石にあれでは人形に違いない。しかし私は人というモノを作りたいのだよ』
『さすれば…魂を込めてみればいかがです?。それと、あれに呼び名を付けてみるのも善いかと』
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