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「えっ道がない…行き止まりなの…?」
彩乃は謎の集団に迫られ、そのまま壁に追い込まれてしまった。
「黙って我々と来い。」
集団の1人が言う。
「嫌!!私はあなたたちの言う事は絶対聞かない。」
「では力づくでも来てもらいます。」
謎の集団は彩乃をそのまま逃げ道を塞ぐようにして追い詰める。
彩乃は隙間から逃げるように避けていく。
けれど彩乃はすぐさま倒れてまう。
「なんで…急に足が。」
彩乃の足を見るとそこには銃弾がかすり血が流れていた。
無理に足を支えながら立とうとするが痛みが強くすぐに倒れてしまう。
「あなたにこれ以上逃げられては困るので。」
集団の一人がサプレッサーを付けた拳銃を見せた。
彩乃が傷口を抑えている中集団は彩乃に触れようとする。
「嫌ああああああああああああああああ」
彩乃が悲鳴を上げた。
その瞬間だった。
まばゆい光が彩乃から溢れ出し飛び散っていった。
「今のは一体…。」
集団の一人が声を漏らす。
彩乃は気を失い微動たりもしない。
「今のは…。 もうこいつには用はない、始末しろ。」
集団が再度、彩乃近づき始末をしようとする。
その時であった。
彩乃の元に銀髪の男がさっそうと現れ彩乃を抱えて路地から抜けだそうと走りだしたのであった。
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