プロトタイプ

3/6
前へ
/88ページ
次へ
一方、銀髪の男は彩乃を抱えたまま逃げきることに成功した。 やってきたのは広い丘であった。 その丘には一人の男性が立っていた。 「朱城王彩乃の救出完了しました。霧島大佐、あなたの言われたとおり手荒な真似はしていない。だが謎の集団に足を負傷させられたみたいだ。」 と銀髪の髪の男は言った。 「ああ。感謝している。あとは俺がなんとか彩乃の家におくる。すまないが何が起こるかわからない。俺だけだと力不足でなお前も付いてきてくれるか?」 「ああ。いいだろう。」 2人はそのまま丘からゆっくりと歩いて行った。
/88ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加