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「っとに…。せめてあの子が気になる理由くらい教えてくれたっていいのにさ。」
「…それは出来ません。」
「いっつもそれだもんなぁ…。」
「…すみません。私もここが離れられれば、すぐにでも彼女に…、ティナに会いに行くのですが…。」
見ると、クーの机には分厚く重々しい雰囲気の紙がのしかかっていた。
「仕事だろ?分かってるよ。…やっぱり俺から伝えるんじゃ駄目なのか?何回も言うけど、あの子の生活ホントにやばいぞ?」
「……今に始まった事ではありませんよ。僕が彼女に気付いた時…、少なくとも半年前から彼女はそんな生活をしていましたから。」
「そ、そうなのか?なんでそんな生活を…。」
「…それは言えないと言いましたよ、ジン。しかし…、急がなくてはなりませんね…。」
「……………。」
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