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「…………ほ、…。」 「え?」 「………ホウキ、見てたの…。」 「……ホウキ?」 「…な、なんかカッコイイなーって…。」 「…魔法系、興味あるの?」 「う、うん…。」 「…父さん、なんで死んだか知ってる?」 「ほ、ホウキに乗っていたら、誰かに落とされて――――。」 「…知っていても?」 「で、でも難しい世界で私なんかたいしたことないから就職とかだって出来るか分からないし、学費だって他より高いしっ―――」 「お金のことなんていいのっ!!」 「っ…!」 「…ごめんね、大きな声出しちゃって。でも、ティナにもやりたい事が出来たんだと思ったら嬉しくって…。」 「母さん…。」 「…よし!じゃあ、トワルルド魔法学校に行こうか!」 「えっ?!」 .
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