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俺は、いつもより早く目が覚めた
隣には、晴希が丸くなっている
軽く撫でてやると、ニャーと甘えた声を出す
それが堪らなく可愛い
そんな細やかな幸せも、一瞬にして現実に引き戻される
…ん?
下半身に違和感がある
布団をめくり、確認すると一気に昨日の出来事を思い出す
下半身は綺麗に拭かれていたもの、何も履いていない
お、俺…
何しちゃってんだよ!?
そして、ふとあの男のことを思い出す
とても綺麗な顔立ちで、何よりも綺麗な黒髪だった
自然と、怖い感じはしなかった
、
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