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｢ばっ、バカっ!!そんな可愛い顔すん
｢してねぇよ｣
俺は、奈都佳がいい終える前に奈都佳を殴った
｢いだぁ!!…殴ることないじゃん｣
｢お前が悪い!!｣
｢だって梓、俺より小さいから上目使いになってんだもん…。しかも袖掴むとか反則!!｣
男に言われて、喜べるか!!アホっ
｢んで、何？俺に言いたいことあったんでしょ？｣
奈都佳は、頭をさするのを止め、俺の方を向く
奈都佳のせいで、すっかり忘れていた
｢あのなぁ…おれ、いや例え話なんだけど……｣
｢例え話？｣
｢うん、そう…｣
さすがに、俺のこととは言えない
｢じゃあ、わかりやすく主人公をＡ君としよう!!｣
｢う、うん｣
｢主人公Ａ君はペットの猫と一緒に自分の部屋にいました…。それ以外には、家にも人はいなくて…｣
｢うん｣
奈都佳は、話の句切りごとに相づちをうってくれる
、
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