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地面と降り立つと、2人はピジョットとフライゴンをモンスターボールに戻した。
「ここ・・・どこなんだろう・・・」
リンは不安げな声であたりを見回した。
あたりには木しかなく、人の気配がなかった。
「仕方ない、グラエナ!!」
レンはグラエナを出して言った。
「ここら一帯に人のにおいはするかい?」
グラエナはあたりを嗅ぐと、ある一定の方向を見た。
「グラエナ、あっちの方に人のにおいがするんだな?」
グラエナはレンを見てうなずいた。
「リン、行こう。人がいるならなんとかなるかもしれない。」
「うん、わかった・・・」
リンの言葉を聞き、レンはグラエナに言った。
「じゃあそこへ案内してくれ、グラエナ。」
グラエナはうなずくと、2人の前にたって歩き始めた。
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