滲んだ水色

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朗々とした声がこだます。 「世をあげし 思想の中に まもり来て 今こそ戦争を 憎む心よ」 私はこの歌の代弁者ですとも言わんばかりで、どこか得意気な聞いているのが少し恥ずかしくなるようなそんな空気をこの人は感じることはないのだろうか。
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