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あの後カカシに聞いたところ、同じ色の道は全て行き先も同じらしいので、適当に3本のうち真ん中の道を通って行くことにしました。そしてしばらく歩いていると、さびついたブリキの人形がいました。もちろん人形と言っても、普通の人間と同じぐらいの大き「ナレーション長ェーんじゃボケエエエ!下手にでしゃばると、タマァとるで」
なんか、ドロシーが西の魔女に見えてきました。
ド「魔女?違う、私は悪魔だ!フッ、フハハハハハハハ!」
‥‥‥あんま図に乗ると、これの作者に消されるよ?
ド「私が消えたら、この作品が成り立たないよ?」
‥‥‥ナレーションは魔女に屈服しました。ともかく、さびついたブリキの人形がありました。
麦「だいぶ錆び付いてるね」
ド「これがマシンガンだったら今を撃ち抜けたでしょうね」
麦「ちょwGTww」
ド「油をさしてあげましょう」
麦「‥‥‥なんか、俺のときより優しいね」
ド「そう?それぞれの価値に応じた対応をしているだけよ私は」
麦「……アレ、なんだろう?目の奥からなんだかアツいものが」
ド「うわっ、キモ‥‥‥あっ、大丈夫?」
ブ「私ハ大丈夫デスガ、彼ガ泣イテイマス」
ド「アイツは大丈夫キモいから」
ブ「ソウデスカ」
麦「ブリキテメエエ!あっさり納得してんじゃねぇぞボケがアア!」
ド「アイツの言葉は基本無視して良いわ」
ブ「ワカリマシタ」
麦「オイイイイイイイ!」
ド「うっさい麦わらね‥‥‥ね、そう思うでしょ?」
ブ「イエ、私ハ感情ガアリマセンカラ、同意デキマセン」
ド「‥・え?」
麦「ヒィアッッハア―――ア!!ざま『ゴコギシャッッ!!??』ギィアアアアアアア!!!!」
ド「‥‥‥アンタ、感情があった方が便利そうだって、考えたことないの?」
ブ「アリマスガ、私ニハ無理デスカラ」
ド「‥‥‥オズの大魔法使いって知ってる?」
ブ「ハイ。確カ、何デモ願イヲ叶エテクレルト」
麦「姉さん、もしかしてコイツもエメラルドシティに連れて行く気か?」
ド「だって可哀想で「ちょいと待ちな!」
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