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ド「だとしたら西の魔女は死んだんじゃないのババア殺す?」
だんだんドロシーの語尾が板についてきました。
北「でも西の魔女はまだ若いから自然死はありえないのよババア殺す」
伝染りました。
ド「若いってどのくらいババア殺す?」
北「まだ80歳ぐらいババア殺す」
聞き取りづらいので語尾を取り除きましょう。
ド「じゃあ、あなたはいくつなの?」
北「130歳ぐらいよ」
ド「うっほぁあー😍婆さんスッゲエー!😆」
と、ドロシーがどこぞの海賊団船長のような驚き方をするや否や、北の魔女の強烈な蹴りが炸裂し、北の魔女が言いました。
北「こぞう、口のきき方に気をつけな。あたしゃピチピチの130代だよ」
完全にどこかで聞いたセリフですが、ドロシーはあえてスルーしました。
北「とにかく、あなたは家に帰りたいんでしょう?」
ド「ええ、まあ……」
北「だったら黄色いレンガが敷かれた道を歩いて『エメラルドシティ』まで行って、オズの大魔法使いに会えば、どんな願いも叶えてくれるわ」
ド「どんな願いも!?スゴい!シェン◯ンみたい!」
北「でも今回は黄色いレンガの道を歩いていくだけで良いの。シェン◯ンみたいに七つのボールを探し歩く必要は無いのよ」
ド「でも家に帰れるって聞いただけで、私の心の中には色とりどりの夢がDOSSARIよ!行ってきます!」
北「いや、行って『来』なくていいから😅」
こうして、ドロシーは旅立ちました。
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