- 第 一 章 二匹の狼 -

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二人組は完全に絡んで来た 不良達を横目に うんこの事で言い争いをしていた・・・ すると、不良の一人が 長髪の男の胸ぐらを掴んだ!!! 不良;『テメェらたいがいにせぇよコラァーッ!?』 [ガッ!!!] 長髪の男;『ぶつぶつ・・・』 不良;『あぁん!?』 不良が言葉を発したその時!? [バギッ!!!] 長髪の男の右フックが 不良の顎を捉え不良は 崩れるように倒れた!!! 不良;『ぐはっ・・・』 長髪の男;『気安く触れんじゃねぇよ・・・ 先輩かなんか知らんけど 俺らは誰の言いなりにもならねーし テメェに火の粉がかかるなら 遠慮なくふき飛ばす!!! 文句があんならいつでも かかってきな!!! 俺は一年の 【藤近 慶治】 (フジチカ・ケイジ) このボケたマルコメ頭が 【太田 鉄】 (オオタ・テツ)』 不良;『ぐっ・・・』 不良達は仲間の一人が倒され あまりの藤近の迫力に 圧されていた・・・ 藤近;『俺らは逃げも隠れもしねぇよ・・・ いつでもきな!! なぁー鉄!?』 太田;『おぉーッ!! ごはん食べてる時とうんこさんしてる時以外なぁ!!! 後、うんこにはさん付けろよ カッカッカッカ!!!』 藤近;『だから、うんこにさん付けるのはおかしいッて!!! ぶつぶつ・・・』 [タッタッタッタ・・・] 不良達があまりの強さに おののいていると 二人組は何食わぬ顔で 言い争いをしながら 学校の中へと消えて行った・・・image=412712793.jpg
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