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「あーあ、まったくめんどくさいな」竜介は独り言をつぶやいて教室に入った。
「よう、アタシに挨拶は無しか?」こいつは友達の野木 花見(のきはなみ) 短髪で男まさりの女である、顔は結構かわいいほうだ。
その後「おう」「よう」などと挨拶され、それを返す。
「よう、モッキー」
こいつも友達の 橋 幸則 (はしゆきのり)必ず人をあだ名で呼ぶ、少し天然の男だ。
こいつと花見はもはや親友と言える友達だ。
ついでに俺のあだ名はモッキー、花見のあだ名はミッハーだ。
昼休みに入ると、魔法の話しになる。
「モッキーはどうやってテレポートなんて使えるようになったの?」幸則が不思議そうに聞いてくる。
「よっくわからないが、生まれつきらしいよ。」
「アンタ生まれつきそんな高等魔法使えんのかよ」花見も不思議そうだ
「まあね」威張って言ってみる。
「さすがアタシの彼氏」
花見が言う
「俺がいつお前の彼氏になった?」
このやり取りを今まで何回やったことか。
「モッキーいつミッハーの彼氏になってあげるの」
幸則が話しをややこしくする。
「じゃあ今からアンタはアタシの彼氏だ」花見が何故か威張っていう。
「やだ」即答する
「えーいいだろ~」
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