この番組はご覧のスポンサーのなんちゃらかんちゃら

7/13
前へ
/18ページ
次へ
1時間程教えた結果、要点だけならばテキストの範囲内は全て教えれた。 やろうと思えばできるものだ。 腰を回すと心地よい音が鳴った。 「このアパートには他の人はこないのかな」 「……あまり来てほしくはないがな」 そう言うと舞は何故か顔を赤らめて恥ずかしそうにしていた。 しかしそんな時に家のインターフォンが鳴った。 椅子から立ち上がって玄関に向かう。 後ろには舞がついてきて。 ドアを開けるとそこには美人な女の子が立っていた。 「あの、ここって住めって言われたんですけど…」 そういって女の子は俺に手紙のようなものを渡してきた。 そこには長々と文章が書かれていたが要約すると―――アパートのことを母さんが知り合いの教授仲間の人に話すと自分の娘を預けたいと言ったらしい。 たったこれっぽっちの内容なのにレポート用紙3枚も使っている。 「まぁいいや、入ってちょーだい」  
/18ページ

最初のコメントを投稿しよう!

10人が本棚に入れています
本棚に追加