それぞれの秘密

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そして前方から流れてくるとてつもなくドス黒い気配の持ち主が現れた。 見たところ全身真っ黒なロボットだが、全長3メートルで馬鹿でかい槍のようなものを持っている。 それを見て黒夜とエミリアは絶句した。 エミリアは絶句してから、震えながらロボットの名前を口にする。 エミリア「みっ・・・ミナガル」 黒夜「ミナガル?」 エミリア「そこにいる馬鹿でかいロボットの名前よ!ああ~もうなんでいきなり上級クラスの魔物が出てくんのよ~!!」 エミリアはそう叫び、頭を抱えて唸った。 黒夜にとってミナガルは未知の化け物。 だが黒夜は進む、ミナガルを殺すために、それは依頼だから?それもある。 魔物に興味があるから?それもある。 黒夜は今の自分の実力でこの化け物を殺せるかどうか、試したいのだ。 未知の化け物、魔物を殺す、とても楽しみだ。 エミリアは今の黒夜を見て、体中が震えている。 エミリアからしたら化け物が二人いるみたいなものなのだから。
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