10人が本棚に入れています
本棚に追加
エミリア「だっだって、あんたとミナガルの戦いについていけないと思ったんだもん」
エミリアは困ったような顔でそう言った。
そんなエミリアを見て、黒夜は思った。
コイツ、絶対弱いな。
ミナガルはというと、いつの間にかうるさい叫び声がしなくなっていた。
っていうか、ミナガルの姿が見えない。
エミリアはまだそこに気づいてない。
黒夜はミナガルがどこに行ったか探っていると、エミリアの背後にいた。
ミナガルは槍をエミリアに振り下ろした。
黒夜「エミリア危ない!」
黒夜はそう叫んでエミリアを突き飛ばした。
黒夜は振り下ろされた槍を刀で防ぐ。
そしてミナガルに遠くにある壁の方へ体ごと飛ばされた。
黒夜「がはぁ!!」
壁にぶつかり、黒夜は口から血を吐いた。
エミリア「くっ黒夜!」
エミリアはそう言って黒夜に駆け寄った。
エミリア「だっ大丈夫黒夜!?」
黒夜「大丈夫なわけねぇだろ」
黒夜は当たり前のようにそう言って立ち上がる。
エミリア「ゴメンなさい」
エミリアは泣きそうに震えながら言った。
最初のコメントを投稿しよう!