プロローグ

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女は俺のことに気づいてこちらに来た。 まぁ来たところでなにもないがな 話かけられても無視しとこう。 「ねぇ・・・ねぇ・・・ねぇってばなんで無視すんのさ!全く!」 うるさいなぁ。まぁ話くらい聞いとくか。 黒夜「なんだよ」 「『なんだよ』じゃないでしょ!なんで無視すんのさ!!」 黒夜「悪かった悪かった、ところでここがどこか分かってるよな?」 最低でもこのくらいは分かっててほしい。 「ここ?ベースタクルのほこらでしょ?つい最近ここが見つかって神がいるんでしょ?この奥に?」 コイツ、俺より知ってるな。 けど、?マークが多い。 ってかコイツ何者? 女が口を開き 「そっちこそ知ってたの?」 黒夜「大体はな」 「じゃあ魔物は知ってるよね?」 黒夜「・・・・・・・・・」 知らねえよ。そんなの。 しばらくの沈黙を破ったのはコイツだった。 「魔物も知らないの!?あんた何者?」 お前こそ何者だよ。 「あっそういえば、あんた名前は?」 自分から名乗れよ
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