10人が本棚に入れています
本棚に追加
女は俺のことに気づいてこちらに来た。
まぁ来たところでなにもないがな
話かけられても無視しとこう。
「ねぇ・・・ねぇ・・・ねぇってばなんで無視すんのさ!全く!」
うるさいなぁ。まぁ話くらい聞いとくか。
黒夜「なんだよ」
「『なんだよ』じゃないでしょ!なんで無視すんのさ!!」
黒夜「悪かった悪かった、ところでここがどこか分かってるよな?」
最低でもこのくらいは分かっててほしい。
「ここ?ベースタクルのほこらでしょ?つい最近ここが見つかって神がいるんでしょ?この奥に?」
コイツ、俺より知ってるな。
けど、?マークが多い。
ってかコイツ何者?
女が口を開き
「そっちこそ知ってたの?」
黒夜「大体はな」
「じゃあ魔物は知ってるよね?」
黒夜「・・・・・・・・・」
知らねえよ。そんなの。
しばらくの沈黙を破ったのはコイツだった。
「魔物も知らないの!?あんた何者?」
お前こそ何者だよ。
「あっそういえば、あんた名前は?」
自分から名乗れよ
最初のコメントを投稿しよう!