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簡単な飯(チキンカツカレー)を平らげた後、お茶を飲みながら紫が話すのをまった。
紫「単刀直入に言うわ…貴方は幻想郷の元住人よ」
「Why?」
突然のことに、なんだこいつは、少し気でも狂ったか?と思ったが、胸に留めておいた。
紫「何故英語なの?」
「いや、ついwww」
紫「幻想郷住人だった記憶はないでしょうね…貴方はその時の記憶を無くしているのだから…いえ、無くしたといった方がいいかしら?」
意味不明な事を言っている。とりあえず、話を整理しようか。
俺
↓
幻想郷という所出身
↓
記憶喪失
↓
わぁい^q^
紫「…そんな簡単な考えでいいの?」
読まれた。…気がする。なんか悔しい。
「で、それがどうしたのか?」
あまり同様しない俺に自分自身心底びっくりしている。
まぁ、こんなこと慣れっこだからな。
紫「驚かないのね。というわけで、貴方、幻想郷に行ってみない?」
突然の申し出。
普通の思考を持った人間なら大半は躊躇うと思う。
しかしこの馬鹿、陣は、
「おーけー」
あっさり答えをだした。
藍「え」
紫「そうよね、考える時間は…えっ?」
藍も紫もびっくりしている。
「いかないのかい?」
紫「人妖怪は沢山いるし、不便な世界よ?」
「ドンとこい!」
紫は額に手を当て、こんな楽観的な奴が…まさかね…と、呟いている。
が、直ぐに視線を戻し、陣に向かった。
紫「わかったわ、じゃあいくわよ。貴方ならどこででも生活できるでしょう。達者でくらしなさい。」
「おう、ありがとな♪アッー…」
そういうと、陣は隙間に落ちていった。
ところで陣さん。
一つ忘れてませんか?
人喰い妖怪に対してどうするおつもりで…?
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