プロローグ

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「好きです。私と付き合ってください!!」 初対面の子に告白されたのはこれが初めてだった。 いや女の子に告白されたのは俺の15年間の人生で初めての出来事だった。 こんな可愛い子がどうして俺なんかに? いや、理由なんてすぐにわかった。 「あの…駄目ですか?」 駄目なんかじゃない。ただ、少し…問題があるんだ。 「えっと、駄目じゃ無いんだけど…」 「えっと、その、なんてゆうか、あの…えっと」 何してんだ俺は!早く言え! 「駄目ですか…?」 よし、言うぞ!よし…! 「駄目じゃない。駄目じゃないんだが…」 「君、幽霊だろ?」 そう、これが俺と彼女(幽霊)の出会いだった。
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