舞中マン制部

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トントンと軽快な足音を立てて廊下を歩く。どんどんどんどん奥に入って行くと突き当りに扉のところに舞中のゴミ溜め!!とスプレーで落書きされている。 あ、ちなみにここは、舞川原中学校。県内でも有名な不良マンモス校。そう……不良マンモス校!!! ここに通う俺。 葉月 伊織(女) まぁ……俺の説明は後にして……普通ならば、ここでまさかの運命の出会いなんかしちゃって、恋なんてしちゃってHappyな人生を暮らすんだろうけど でも……やっぱりそれは小説の中での話である。 普通に考えてそう言うのは、無駄に綺麗な顔だとかしてないと無理な訳で、体系も顔も下の下という俺にそう言う出会いがある訳でもなく そんなこと別にしたくもなく。ただ、俺がここに入った理由。それは、ここに漫画制作部があるっていうただそれだけだった。 そんな説明してる間に扉の前についてしまった。 ガラリと扉を開く。
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