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さぁ。新しい学校生活の始まりだ。
朝のホームルームまで友達と話すか
「よう!一ノ瀬!」
「元気だったぁ?」
懐かしい中学時代の友の声がした
。
「おう。山内に、國府田じゃねえか。おまえ等こそ元気だったかよ。」
國府田が妙に女らしくなっている。
「チョット、聞いてる?私の事覚えてる!?」
もちろんだ、國府田 美優(くにふだ みゆ) だろう。
卒業式に何の躊躇い(ためらい)も無く俺の第二ボタンをちぎったやつだ。
「何その言い方は!」
分かったから、朝早くから大声を出さないでくれ。頭に響く。
あと、オマケの山内 一輝(やまうち いっ き)だろう「オマケとはなんだ、オマケとは!」
分かったから席につけ。担任が来たぜ?
ゴホン、と、一咳ばらい。
「やぁ、諸君、お早う。早速で悪い。先生もまだ皆の名前をあまり覚えていないんだが・・・転校生を紹介する。」
まわりがざわつく。あたりまえだ、そんなの。
「今日より皆と過ごす『天海 唯』さんだ仲良くな。」
信じられるか?学校生活1日目だぞ?
「今日から皆と一緒になる、天海 唯(あまみ ゆい)ですっ!ヨロシクお願いしますねっ」
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