日常

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心愛『ありがと!帰りも宜しくね~』 中学校の角で、心愛を降ろすと、高校まで、向かう龍一。 (ブオォォン・・・カチッ) どうやら、高校に着いた様だ。 知り合いとすれ違うと、軽く片手で挨拶しながら、自分の教室に入り窓際の自分の席に座り、肩肘をついて、外を眺める。 ??「どうした?相変わらずシケタ面してんな!笑」 龍一の前の席のヤツが振り返りながら、話かけてきた。 龍一「京介、昨日話した夢を、今朝も見てさっ」 京介「ああ、あの話か?恋に恋い焦がれてる。禁断症状的な話ね?笑)でも、何日か連続で見てるんだろ?」 龍一「一週間連続だ」 京介「あらら、早く彼女探せよ。お前なら、より取り見取りだろ!」 龍一「好きじゃないのに付き合いとかって無理だし」 京介の会話でクラスの女子数名の視線が二人に来たが、龍一の切り返しで、視線が消える。 京介「まあ、ないと思うが、オカルト的な要素が関係するなら、神宮寺にでも、話かけたらどうだ?」 京介に言われて、龍一は、廊下側の前から、三番目の席に視線を送った。
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