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「ちょっとー?ガルさーん?ちょっとー?」
このような状況で眠れる男が居るであろうか。いや、居ない。居るとすればそいつはホモか不能なやつだ。あいにく俺はそのどちらでもない。かなり辛いものがあるがどうせ言っても無駄だろう。
「ん?どうした?早く寝ろ。……私は少し楽しませてもらうがな」
やべえよ……ぜってえ何かするつもりだよ……。あ、やめてそんなもぞもぞ動かないで俺も男なんで!男ですからやめて!
「何、罪滅ぼしと言うやつだ。私に任せろ。何も心配することはない」
罪滅ぼしとかこの際もういいからほんと勘弁して下さい。追い出されたと思ったら受付嬢に誘惑されて、なんとか帰ってきたら今度はガルに襲われて……。お願いなんで休ませてください。
「今夜は眠れると思うなよ……?」
こうして夜はふけていくのである。
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