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快晴。雲ひとつ無い青い空。ユクモ村へ向かった時の天気とは大違いだ。
皆と共に我が家へ歩き出す。留守番してた皆は元気だろうか。今から会えるとなると気分も高揚する。にやけている、とアマツに指摘されるほど顔にも出ていたらしい。
やがて見えてくる懐かしい我が家。
「……ご主人」
不意にネブラから声をかけられる。何事かと振り返るとギィギが飛び付いてきたので慌てて受け止める。
「あ、あぶっ、危なっ!」
「……この子が抱っこしてほしいって」
「だからって急に……まあ、いいか」
今から皆と再会できるんだ。細かいことは気にしていられない。
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