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「それで……?」
「お風呂に入りましょう?」
「まあ、100歩譲ってそれはいいだろう。けどな?」
「なんです?」
「全裸の俺を連れて部屋から風呂場に行くのはちょっとあれじゃなかった?」
既にレイアとガルに見つかり、レイアには迫られガルには尻を蹴られた。
せめて風呂場で脱衣させて欲しかったのだが……。
「まあまあ、細かいことはいいじゃないですか。ね?」
ヴォルは俺の背中を流しつつ話す。
背中を流しているのはヴォルの胸だ。正直こういった皆の行為にも慣れてきた。
「どうです?気持ちいいですか?」
「ぶっちゃけ皆にされすぎて慣れてきた」
「……。じゃあこれならどうです?」
ヴォルは俺の前に回り込み、俺の腕を取る。
やがてその腕をヴォルの下半身へと伸ばし――
「いや待て洒落にならんぞ洒落に」
――俺の主張も虚しく腕は股の間に差し込まれた。
腰を動かし、俺の腕を洗う。
完全に大人の店である。
「んくぅ…ぁ…ああぁっ!」
「マズいってちょっと別の風呂になってる」
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