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セツナ「そうなんですか…。桜さんたちは貴族に家族を殺されたり財産を奪われたりして生活ができなくなった人たちなんですか…。」
桜「ええ。だからこの地下世界―アンダーワールド―はそういう人たちが集まって作られた国なの。」
申し訳なさそうにいうセツナだったが桜は気にするなというように言った。
桜「あ!!アキさん!!」
そういうと魔法で水を発生させている女の人がいた。
「あ、桜ちゃんじゃない!どうしたの?」
桜「セツナくんが目を覚ましたんで連れてきました。」
アキ「そ、ありがと。じゃあいつもの仕事お願いね。」
桜「はい。」
そういうと桜さんは転移でどこかへ行った。
アキ「じゃ、お話しましょうか。」
そういって軽く近くにいた人に「あとはよろしく。」というと歩を進めた。
アキ「ここよ。」
指をさされた場所を見ると今までここで見た中で一番大きい建物だった。
アキ「じゃ、本題に入るわね。あなた、貴族に復讐する気…ある?」
そんなのもちろん
セツナ「あるに決まってる。あんな人間のクズを俺が許すわけがない。」
アキ「ッ…!!じ、じゃあこれからよろしくね!!」
セツナ「はい!!」
そうしてセツナは地下世界で力を磨き貴族に復讐することを決心した。
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