復讐の原点

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とある暗い森の中――― セツナ「ここ、どこだろ?」 エリン「・・・わかん・・・・・・ない・・・」 僕たちはよくわからない森に飛ばされた 棄てるって言ってたぐらいだから危ないところなのだろうと僕は思う ガサガサッ セツナ・エリン「!!!」 近くの茂みで何かが動いた・・・ 「グルルルルッ」 狼だ!!! やばい! 僕には魔力が無い・・・エリンも同じで魔力が無い・・・ やばい・・・でもエリンは僕が守らなきゃ!!! 「ガウッ!!!」 飛びかかってきた あぁ・・・僕は死ぬんだな・・・周りがものすごく遅く見えるよ 思いで・・・エリンとの思い出しかないや 楽しくエリンと話す思い出・・・最高だ・・・ でも、僕がいなくなったらエリンも死ぬんじゃないの? それだけは嫌だ・・・!!! セツナ「嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だぁぁぁぁあああああああああ!!!!!!!!」 力があふれだしてきた なんだろう、これが魔力なの? 「キャンッ」 そういって狼は逃げて行った 頭の中に情報が入ってくる セツナ「!!!」 これは・・・でも僕はもうだめみたいだ・・・ セツナ「解放・・・」 僕が最後に言った言葉はこれ エリンの中にある星を解放した・・・僕はもう意識を保っていられかったから・・・
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