第一話

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第二保健室へ行くと、綾ちゃんが紅茶をいれてくれていた。 綾「で、午後は大丈夫そうだった?」 潤「はい。まぁ、少し苦しそうな時もありましたけど」 …僕に直接聞いてこないのが綾ちゃんらしい。 僕に聞いたって、素直な答えが返ってこないってわかってるんだ。 それに、気づかれてないと思ったけど潤一君にはばれちゃってたみたい。 ……僕って、そんなにわかりやすいのかなぁ?なんて考えてちょっと落ち込んでる僕は、 三人が僕へと向ける"何か"を訴えかけるような視線には、気づかないフリをした。 .
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