第一話

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真「ごちそうさまー」 祐「ダーメ。無理はしなくていいからもう少し食べなさい」 潤「半分しか食ってねぇじゃん」 こんな会話は毎日。 最近食欲が無くなってきた。 祐樹はそれに気付いて、少しでも食べさせようと食べやすいように工夫したり、栄養バランスを考えて作ってくれてる。 でもここ最近は完食できてない。 作ってくれてる祐樹には申し訳ないと毎回罪悪感が残る。 僕が思うに、 祐樹は、怖いんだ。 ”幼なじみ”の命が、消えていってることが。 長年一緒にいた存在が、なくなってしまうことが。 自分の当たり前が、当たり前じゃなくなることが。 .
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