騎馬戦

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大分時間も終わりに近づきA組の方がやや優勢であった。 黒「どうするんだB組。このまま呆気なく僕等に負けるつもりかい?」 空「…せやな そろそろ行動に移すか」 黒「何───!?」 空「B組ー!! 今から打ち合わせた通りに動けやー!」 そう言うとB組の騎馬達は黒羽達の周りに向かい始めた。 黒「くっ…A組の奴らは…」 A組の騎馬達はかなり離れたぽち達の騎馬の周りに多くいた。 黒「自分が囮になり、皆で一斉に大将騎馬を狙う…か。君にしては随分単純な作戦だね。だが…」 鳥頭目達の運動神経ならば、一般生徒達を抜けるなんて造作ないことだ。 黒「勝ったね」 余裕の笑みを浮かべる黒羽 空「…なんて 嘘や。」 黒「!?負け惜しみかい?」 空「よく見てみぃ。何か気付かへんか?」 黒「え…」
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