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第一章
……リリリリリリリ!!
いつもどおり目覚まし時計のけたたましい音がなる。
いつもの日課となり始めた目覚まし時計のベルを止め、ゆっくり背伸びをしながらおきた。
普段通り制服に着替え、1階の洗面所で顔を洗って、台所に行った。
「あ、修君。おはよ」
台所に立っていたエプロン姿の女の子が振り向き様に言った。
「いつもすまないな。薫」
「気にしな~い。気にしな~い。それよりも早く食べないと遅れるぞ」
「分かってるって」
テーブルには今盛りました的に白米とみそ汁から湯気が出ていた。
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