○○○○●

10/10
前へ
/79ページ
次へ
  「………ゴメン」 まだ呼吸が乱れてる君を抱き締める 「ずっと待たせておいて、逢った途端に… でも、どうしても君が欲しかった… 俺だけの君なんだって… 確認したかった」 白状した俺に 「真っ直ぐ、私の所に帰ってきてくれた… それだけでいいの」 そう言って、頬をすり寄せる君 「ずっと…淋しかった。 だけど… そんな事言ったら、ユノを困らせちゃうから… 我慢してたの …私を求めてくれた時に、私と同じ気持ちでいてくれたんだって思って… 嬉しかった …信じて待ってて、良かった…」 不意に感じた、温かい何か 「もう…淋しい思いはさせない 約束するよ …信じてくれてありがとう」 あふれる涙を拭いながら 「…愛してるよ、ずっと」 君の瞳に、約束のKissをひとつ、落とした  
/79ページ

最初のコメントを投稿しよう!

28人が本棚に入れています
本棚に追加