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  さっきから…ずっと、僕の側を離れようとしない君 髪を優しく撫でながら 「……くっついちゃうよ……」 囁くと 「‥‥だって‥‥」 上目遣いに僕を見る 「我慢ばっかりさせてたからね… 本当ごめ………」 途中で言葉を遮った君の唇 優しいKissの後 「…謝られるのが一番イヤ…」 拗ねてみせた君 「思い出したくないの、まだ… “今”の幸せだけ、感じてたい…」 首を傾げて小さく笑う君が愛しくて、僕は君を抱き締める …ずっと逢いたかった …ずっと聴きたかった …ずっと触れたかった 諦めようと、手放そうと、何度考えたかわからない そんな時に必ず… “サランヘ❤” と短いMailが君から届いて… その度に思い留まってきた  
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