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  ベッドの上に君を降ろし、ジャケットとシャツを脱ぎ捨てて腰を下ろすと 甘えるように君が俺の背中に抱き付いてきた 「‥‥お帰りなさい、ユノ‥‥」 背中から伝わる、君の体温と優しい言葉 「やっと…帰って来れた」 君の腕をほどき、向き合って抱き締めた 「‥‥でも、まだ足りない‥‥」 そう囁いた俺の顔を見上げる、君の鼻先にKissをすると 「‥‥うん‥‥ちゃんと帰って来たって‥‥教えて‥‥」 恥ずかしそうに顔を紅くして言った君 君の顎に手をかけて唇に触れる 「浮気…してないよな?」 貪るようなKissの合間に意地悪な質問をしてみた 「‥ンッ‥‥‥してない…ユノが‥‥‥いるのに…」 必死で答える君に 「ふーん… じゃ、今からTestするけど…いい?」 嫌と言わないって知ってて… 君に罠を仕掛けると、君は小さく頷いた  
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