第一章、逆らうことが出来なくて…。

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第一章、逆らうことが出来なくて…。

お金持ちの家に生まれたかった…。 世の中には、きっとそう思っている方も少なくないでしょう。 僕自身も、裕福な家庭に生まれていなければ、きっと皆さんと同じ気持ちだったと思います。 好きなものが好きなだけ買えるし、好きなものが好きなだけ食べれる。 夢のような生活です。 少なくとも、義務教育の終わる十数年間は、本当にそう思っていました。 家族やお嬢様に無理やり女子校に通わされるまでは…。
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