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「………む、ココは……」
気が付くと、ボクは民家のような部屋で、布団の中にいた。
「しっかし、かなり和風だな…」
「あ、起きた?」
何処かで聞いた声に反応して上半身を起こすと、さっきの幼女が部屋の奥から歩いてきたwww
「さっきはゴメンね。大丈夫だった?」
気絶したんだぞ、大丈夫なワケないだろwwwwww
…とは、流石に言えないので、大丈夫だと答えておいた。
「よかった…あ、私の名前は役月 依織。一応、この村の長だよ」
「なるほど、依織ちゃんね…ボクは村国 燎夜だ。
って村の長!?!?どゆこと!?」
ワケがわからんwwwwww
「まあまあ、いろいろと説明するから落ち着いて聞いてね?」
「おぅ、了解…」
それから10分程、依織の説明が続いた。
「…それで、纏めると…ここはボクのいた世界とは違う平行世界で、何故か魔術とか妖術とかが発達している。
そして、この国は中央の王朝と、ソレに従う多くの小国家から成立していて、この村『籠居の村』も、その1つ……」
「そうそう。んで、私は『役行者』って言われる魔術兼妖術師なんだ」
なんか、依織がさっきから凄い事ばかり言ってる…
だって………
「『役行者』って…実在した人物じゃないか……」
「あれ?平行世界でも私は知られてたの?」
をいをい…修験道の開祖が、こんな幼女だったとはwwwwww一応、平行世界だがなwww
待てよ?依織がそんな人物なら…
「失礼だけど…今、何歳くらい?」
「う~んと…正確には分からないけど…
だいたい500歳くらいかな?」
ほぁ………
次元が違う………
そりゃ、魔術も使えるワケだ………
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