平和で平凡な世界からの排除

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老人 「おぉ~ これはこれは… 大丈夫か?…息はしているな…」 老人はホッとして ムトに問い掛ける 老人 「大丈夫か?」 ムト 「…ぁぁ…ぅぁ~?」 ムトは意識はあるが 会話すら出来ないまでに弱っていた… 老人 「おぉおぉ今すぐ助けてやるからの~」 老人はムトを背負い 村を離れて行く その老人のスピードはありえないほど早かった この時のムトは僅か5歳であった… 気付くとムトはベッドにいた… ムト 「… ………?」 ムトは声が出ないのに気付く ガチャ 部屋のドアがあいて老人が入ってくる ムト 「…ぉぉぁ…ぉぉ?」 (ここは何処?)
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