平和で平凡な世界からの排除

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ムト 「おじさんおじさん喋れる喋れるよー」 笑顔でいう 老人 「おぉおぉよかったのぉ それでじゃ… おぬしはこれからどうするんじゃ?」 ムト 「わからない…」 ムトは母親の事を思い出したのかふさぎ込んでしまう 老人 「ふむ…行く宛てはあるのかな?」 ムト 「わからない…あの村から出た事無いから…」 老人 「それならここで暮らすかの?」 そういい頭を撫でる ムト 「え…いいの?」 老人 「あぁ良いぞ子供が遠慮なんかするもんではないぞ」 ムト 「うん…ありがとう…ありがとう…」 そういい泣きだした 老人 「そのうち家の者に紹介するから安静にな…」 老人は部屋からでていく ムト 「… (これから…どうしよう…) それから数日後 体調が万全になった
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