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ピッ
「もしもし、亮太か?」
「おう。そうだ、達也山奥に、めちゃめちゃ良い温泉があるんだけど、一緒に行こうぜ。」
「いつ行くんだよ?」
「今度の土曜日と日曜日でどう?」
達也は迷った。
本当は土曜日に買い物に行くつもりだったのだが、亮太は、一度言いだしたらなかなか自分の意見を曲げない奴なのだ。
「俺に否定権あるのか?」
と、一応達也は聞いてみた。
「ないな。」
と、亮太は笑いながら即答した。
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